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占星医学の信奉者は、あらゆるものは火、水、風、地の4つで構成されているという古代の概念を信頼して作られています。また、それぞれ4つの特性には温、冷、乾、湿を組み合わせた性質を持っているとしています。
身体的な健康状態は、4種類の体液の結果的な均衡がもたらすと信じられています。血液は、風の性質を持ち、温にして湿、粘液は水の性質で冷にして湿、黒胆汁は地の性質で冷にして乾、黄胆汁は火の性質で温にして乾。疾病は体液のさまざまな組み合わせによって分類されます。ですから、体液が優勢になると不均衡が起こり病気となるとしています。
何世紀も前には、全ての病気は惑星の影響を受けており、病気を支配しいる惑星と占星術的に対立関係にある惑星が支配するものから薬が選定されました。何を意味するかは、火星と関連する病気には高熱、高血圧、出血、炎症、腫れ、傷などです。これらの病気は火星に対立する土星に属する薬で治す必要があると言うことになります。したがって、解熱剤、鎮静剤、止血剤、抗炎症剤等が使用されることになります。このような分類法は多くの古代の本草書に記されています。他の治療法には複数の惑星の支配関係の影響を受けるものもあります。
病後の見通しも星と関連づけられています。例えば、月が山羊座の領域に入っている時は気力と感情面での衰弱が予想されます。太陽が第八ハウスに入っている時は、病気が快方に向かうとされています。このハウスは死と終結を司るものであり、古代には出生図でここに入っている惑星によって、どの様な死に方をするかが示される場合もあったとのことです。例えば、海王星は将来の水死の危険を警告し、火星は暴力による死、水星は肺病、天王星は大災害、火星は非常に好ましい前兆で長寿を示していました。
医学に大きな影響を及ぼしていたとされる話としては、パリ大学で瀉血の適切な時期をテーマに行なわれた1437年の大論争から推測できます。また、1世紀早い1348年のパリの医学部では火星、木星、土星が数年前に水瓶座でコンジャンクションを形成したことに基づいて、医学的な大災害が起きるとして、予測を公にした。実際、それから間もなくして、腺ペストが発生したことで予言であったとみなされました。
特に19世紀〜20世紀は、生理学や疾病の原因に関する理解が深まったので、医師はこのような考えを放棄しました。現代の占星術家の間ですら、このような古代の教義に基づく治療に対しては、参照、参考程度にとどまっています。しかし、占星術家の中には、今だに占星術の標準的な予測の技法に頼っている者もいます。
世界占術大全から抜粋 |
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